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メモ:新PCへのPython、VScode、Rustのインストール方法

 人生良くわからないので新しいノートPCを購入しました。 そこにPython、VScode、Rustを新規でインストールした際の備忘録です。 とりあえず動いたので良しとしています。もっと良い拡張機能とか設定を追加するのが今後の課題です。 購入したPC ASUS ZenBook 14 UX430UA https://www.asus.com/jp/Laptops/ASUS-ZenBook-14-UX430UA/ CPU:Core i5 8250U(Kaby Lake Refresh) 1.6GHz/4コア SSD:256GB メモリ容量:8GB OS:Windows10 コメント:これまでつかっていたノートPCのキーボード入力が効きづらくなっていたこと、動作が遅くなってきていたこともあり買い替えを決意しました。これまでつかっていたのがASUSのZenbookで使い勝手が良かったので最新版の上記を選択しました。 HPのSpectreとかWindowsのSurface Proとかも考えましたが、好みとしてZenbookが良いかなって印象です。メモリ16GBにしておけば今後も使えるかと思いましたが、良いのがなかった。。。 先代のノートPCちゃんは5年間働いてくれたので、よく頑張ってくれました。 Pythonのインストール PythonのインストールはANACONDAを使用して実施しました。 ANACONDA3 5.0.1:  https://www.anaconda.com/download/ 参考にさせていただいたのはこちらのブログです。 「VS Code で Anaconda の Python デバッグ 環境構築(Visual Studio Code)」 http://beachside.hatenablog.com/entry/2017/12/25/000000 コメント:インストール先は初期設定のとおりにしました。また上記ブログ中では「Advanced Installation Options で「 Add Anaconda to my PATH environment variavle」のチェックがデフォルトで入っていない点が注意 」とのことで、Pathは自分で設定しましょうとなっていますが、面倒くさかったので自分はチェッ

1月の気になった物理系記事

【イントロ】  2018年1月に気になった物理系記事まとめです。備忘録代わり。半年くらいは続くかな? 4次元量子ホール効果 https://phys.org/news/2018-01-flatland-quantum-hall-physics-d.html https://phys.org/news/2018-01-four-dimensional-physics-dimensions.html コメント:それぞれ光導波管と冷却原子を用いて4次元版の量子ホール効果を観測した研究。すごそう(こなみ マヨネーズ効果 https://phys.org/news/2018-01-mayonnaise-effect-breakdown-viscosity-equation.html コメント:粘性と溶液の濃度の関係をあらわすJones-Dole equationに関する研究。内容よりイメージ図が著作権ぽいのでメモ。 100Kにおける量子スピンホール効果の観測 http://science.sciencemag.org/content/359/6371/76 コメント:単層WTe2をBNで挟むと半導体で観測される場合よりずっと高温の100Kまで量子スピンホール効果が観測できるらしい。半導体は根性がない。 CVDによる遷移金属ダイカルゴゲナイドのヘテロ接合構造の作製 https://phys.org/news/2018-01-d-dichalcogenide-chemical-vapor-deposition.html コメント:前駆体を一つのボートに入れて輸送用ガスの種類を変えることでMoX2とWX2のヘテロ接合をCVDで形成した論文。なにかおもしろい物性が見えるのかな? 「折り紙の構造」を統計力学で分析すると、新しい世界が見えてきた https://wired.jp/2018/01/08/atomic-theory-of-origami/ コメント:折り紙の相転移とか考えたこともなかったからおもしろい。 SQUID素子の外的ノイズの原因 https://phys.org/news/2018-01-noise-quantum-bits.html コメント:SQUIDの外的ノイズの一つは、素子表面に付着した酸素らしい。これで量子コンピュータも完璧だな! 負の質

これであなたもNature & Science

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【イントロ】   あけましておめでとうございます。2017年はいろんな方たちと出会えて楽しい一年でした。その分いろいろと後悔もありますが。おみくじによると、「絶好調のとき。攻めの気持ちが大切」らしいので、2018年も楽しいことができればいいなぁと思っています。  ということで、やっぱりNature & Science誌[1][2]に論文出したいですよね。研究の良し悪しは個々の論文の出来で決まるわけですが、できるだけ多くの人の目に触れて価値判断に晒されたいと考えると、やはり高インパクトファクター雑誌であるNature & Science誌に論文を出したいというのは自然な思いです。  しかし、どちらの雑誌も採択率は厳しく投稿した論文のうち掲載されるのは10%未満[3]という話もあるくらいです。噂では力強いラボの先生だと、投稿する前に知り合いのエディターに「これから投稿するぞ」と連絡してエディターリジェクトを避けるとかなんとか[4]。   また商業誌ということで科学的な重要性よりも話題性が優先されることもあるとかないとか。どうしても流行りの研究でインパクトのある研究が載りやすい傾向があるんだろうなあと思います(個人の感想です)。  本記事では、2017年度のNature & Science誌の論文タイトルに含まれる単語を調べ、この1年間の流行を調査することでどんな論文が掲載されやすいかを明らかにすることを目的にしました。 【方法】   2017年度に発行されたNature79冊(1381論文)[5]、Science51冊(701論文)[6]のタイトルをPythonを使用したWebスクレイピングにより取得し、Excelのピポットテーブル機能を使って集計を行いました。今回は各タイトルを取得するごとに2秒待機することでアク禁対策に重点を置きました。また、タイトルだけでなくその長さの分布も気になったので、やはりPythonを使って各タイトルの長さを集計しました。 簡単な作業でも自分でプログラムかけると楽しいなぁと思いました。 【結果】  図1、2、3がNature & Science誌の頻出単語上位60単語です。前置詞、冠詞、be動詞は除いています。ちなみにどちらも最多の前置詞は”Of”でした。 図1