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5月, 2018の投稿を表示しています

5月の気になった物理系記事

5月の気になった物理系記事です。 今月は先月より辛かった。 「 Wikipediaで一番引用されている記事の引用数は4700以上 」が一番おもしろかったかな? フラットバンド強磁性を示す物質の提案 https://research-er.jp/articles/view/70422 https://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/PhysRevLett.120.196401 コメント:まだフラットバンド物質みつかってなかったのか。 弾性-フラクトン双対性 https://physics.aps.org/articles/v11/43 超伝導共振回路での巨大光シフト https://research-er.jp/articles/view/70409 人工知能で高分子太陽電池性能を予測 https://research-er.jp/articles/view/70411 半導体デバイスの廃熱でスピントロニクス https://research-er.jp/articles/view/70357 逆時空間での光と電子の反発 https://research-er.jp/articles/view/70274 コメント:ちょっとなにいってるかわからないです。 1次元イジング反強磁性体BaCo2V2O8のトポロジカル量子相転移 https://www.nature.com/articles/s41567-018-0126-8 レーザー誘起電子再衝突による分子軌道インプリント https://phys.org/news/2018-05-laser-driven-electron-recollision-molecular-orbital.html Cr2O3を使った電場制御電気磁気スイッチ https://phys.org/news/2018-05-element-cr2o3-yield-smaller-energy-efficient.html カイラル非中心対称結晶構造をもつ超伝導体TaRh2B2とNbRh2B2 http://advances.sciencemag.org/content/4/5/eaar7969 二次元酸化鉄へマネン https://phys.org/news/2018-05

Numpyの行列計算eig()とeigh()の出力の違い

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eig比較 numpyの行列計算でよくわからない仕様があったのでメモ。 どうしてこの問題に行き着いたかはこちらの記事参照 http://buhin-blog.blogspot.jp/2018/03/blog-post_18.html 行列Aの固有値計算には一般行列用のeig(A)とエルミート行列用のeigh(A)がある。 エルミート行列Aをeigh(A)で計算した場合とeig(A)で計算した場合、固有値リスト内の順番が違うようだ。 おそらく仕様なのだけれど、よくわからない(つらい)。 順番をSortすると同じになるので、出てくる固有値は一致しているみたい。 In [16]: % matplotlib inline import numpy as np from matplotlib import pyplot as plt #1.1 束縛状態を持つ1次元シュレーディンガー方程式 #1.1.1 ポテンシャルを一つ持つ場合の束縛状態 V0 =- 5.0 def V ( x ): #ポテンシャル V = V0 * np . exp ( - x ** 2 ) return V N = 100 xmax = 10.0 xmin =- 10.0 xvec = np . linspace ( xmin , xmax , N ) #横軸を示すリスト #ポテンシャルのプロット plt . plot ( xvec , V ( xvec ), label = "Potential" ) Out[16]: [<matplotlib.lines.Line2D at 0x2b7036b1908>] In [17]: def make_H1d ( N , xmax , xmin , V ): # ポテンシャルVのときのNxN行列化 mat_H = np . zeros ([ N , N ]) #空の行列を作る