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2026年3月の気になった論文(暫定版)

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新居編スタート! さっそく金利上昇でローン破産です ※Amazonアフィにアクセスしてお買い物して やってください🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀ Kindle本 セール&キャンペーン https://amzn.to/4u4wlYL -2026/3/6--- Giant Magnetocrystalline Anisotropy in Honeycomb Iridate NiIrO3 with Large Coercive Field Exceeding 17 T https://arxiv.org/abs/2603.04491 新規ハニカムイリデートNiIrO3を合成・発見。3d-5d磁気副格子を持つ最初のハニカムイリデートで、213K以下でフェリ磁性秩序を示す。磁気結晶異方性エネルギーは32.2 meV/f.u.、保磁力は17.3T超と最大級であり、格子フラストレーションとIr4+の強いスピン軌道結合の相乗効果に起因する。スピントロニクス応用への有望なプラットフォームとなる。 Ge as an orbitronic platform: giant in-plane orbital magneto-electric effect in a 2-dimensional hole gas https://arxiv.org/abs/2603.04500 Geの2次元ホールガスにおける軌道磁気電気効果(OME)を計算。10^4 V/mの電場に対し軌道角運動量密度は10^12 ℏ/cm^2に達し、Rashba-Edelstein効果より1桁大きい。このOMEは重いホールと軽いホール状態間の遷移に由来し、Geなどのp型半導体がオービトロニクスデバイスの有力候補であることを示す。 Superconducting States and Intertwined Orders in Metallic Altermagnets https://arxiv.org/abs/2603.04503 d波金属交代磁性体における多成分超伝導と揺らぎ誘起の絡み合った秩序を研究。平均場理論でp波多成分ギャップ関数の豊かな相図が現れ、ネマティック揺らぎはネマティック超伝導相を安定化し、スピン電流ループ揺らぎはカイラル超伝導状態を選択する。ネマティック・位相的超伝導実現への道筋を...

Claude Codeで出会い系Arxivチェックツールを作る

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 【イントロ】 Arxivは世界中の研究のプレプリント(正式な出版前の論文原稿)が毎日アップロードされているサイトです。 その中でも Cond-mat は、特に凝縮物性系の研究がアップロードされるカテゴリになっています。 筆者は趣味として、Cond-matの論文を毎日チェックしています。 特に仕事で研究開発をしているわけでも、凝縮物性の知識を使うわけでもないのですが、 趣味としてチェックしています。 毎日無料でワンピースや名探偵コナンの続きが読めるなら、ついつい読んじゃいますよね・・・? 名探偵コナン© 一方で、最近は仕事が忙しかったり子育てワッショイで時間の使い方が課題です。 丁寧な手作業ですべての論文をチェックしてメモしてブログ記事に貼り付けて、、、とやりたいのですが、なんだかんだ1時間くらいかかってしまい、「本当にこんな時間の使い方していてよいのか・・・?」と現実と向き合う必要がでてきました。 そこで天啓が降りてきました。 「 Tinder形式 でCond-mat論文をチェックして論文をまとめるツールをつくればいいのでは?」 でも、そんなツール作るの大変だなぁというめんどくささが勝っていましたが、そこに登場したのが世界を席巻するAIコーディングです。 特に最近機能が充実してきた Claude Code や Codex では、自然言語による指示だけでソフトウェアが作れるとのこと。 であれば、AIコーディングでTinder形式の論文チェックツール作ってやろうじゃないか! ということで取り組むこととしました。 【方法】 AIコーディングツールとしては、Claude Codeを採用しました。 理由は、Claude Codeの入門書として、 実践Claude Code入門―現場で活用するためのAIコーディングの思考法 が発売されており、取り組みやすいと考えたためです。 早速丸善書店で本書を購入しました。 本書では、Githubリポジトリの作り方、VSCodeの設定方法、Dockerファイルの作り方から記載されており、コレを読むだけでClaude Codeによる開発が始められるありがたい一冊です。 さらに、参考Githubページも付随しており、Claude Codeの挙動を指定するClaude.mdのサンプルコードを自分の開発にも参考することができます。 ス...

2026年2月の気になった論文(暫定版)

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労働が人生を破壊する! 赤ちゃんはかわいい! ※Amazonアフィにアクセスしてお買い物して やってください🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀ Kindle本 セール&キャンペーン https://amzn.to/4qYCvYn -2026/2/27--- Atomic-Scale Quantum Control of Single Spin Defects in a Two-Dimensional Semiconductor https://arxiv.org/abs/2602.22301 二次元半導体MoS₂中の単一スピン欠陥を走査トンネル顕微鏡と電子スピン共鳴の組み合わせで個別制御することに成功した。硫黄空孔や炭素置換欠陥を原子操作で生成・配置し、スピンダイナミクスのコヒーレント制御やスピン対間の相互作用工学を単一欠陥レベルで実証した。二次元材料を量子情報技術基盤として確立する道を開く成果。 Tuning the magnetic properties of Kitaev materials via the antiferromagnetic proximity effect: Novel phases and application to an α-RuCl₃/MnPS₃ bilayer https://arxiv.org/abs/2602.22310 ファンデルワールス反強磁性体MnPS₃とKitaev磁性体α-RuCl₃の界面で生じる交換場がモノレイヤーKitaev系を新奇相へ誘導できることを理論的に示した。摂動論・厳密対角化・古典エネルギー最小化を組み合わせた解析により、反カイラルKitaevスピン液体、非磁性ネマティック相、スキルミオン結晶など多様な相の出現を予測した。 The Anyon Zeno Effect https://arxiv.org/abs/2602.22322 分数量子ホール干渉実験でエニオンのブレイディング位相を検出すると量子ゼノ効果が生じることを理論的に示した。測定電流が供給するエニオン流が局在エニオンを常時観測し捕捉するため、干渉計の伝導度自己相関時間がバイアス電流とともに増大する。この効果を用いてエニオンのダイナミクスを実験的に制御できると提案した。 Controlled symmetry breakin...