投稿

2026年3月の気になった論文(暫定版)

イメージ
新居編スタート! さっそく金利上昇でローン破産です ※Amazonアフィにアクセスしてお買い物して やってください🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀ Kindle本 セール&キャンペーン https://amzn.to/4u4wlYL -2026/3/3--- Quantum geometry-driven photogalvanic responses in semi-Dirac systems https://arxiv.org/abs/2603.00146 半ディラック系における量子幾何学駆動の光電流応答を理論的に研究。量子運動論を用いてタイプI・IIの半ディラック系における光電流効果の各微視的寄与を解析し、タイプIIではタイプIに比べ光学伝導率が大幅に向上することを発見。シフト伝導率のxxx成分の符号反転がLifshitz転移の直接的指標となり、TiO₂/VO₂ヘテロ構造での実現可能性も示した。 Conductivity scaling of the anomalous Hall effect in the altermagnetic semiconductor α-MnTe https://arxiv.org/abs/2603.00242 交代磁性半導体α-MnTeにおける異常ホール効果(AHE)の伝導率スケーリングを研究。SrF₂上フィルムのAHEスケーリングを解析し、試料間変動がホッピング起源のスケーリング則で説明できることを発見。他の磁性半導体と比較してAHE振幅が圧倒的に大きく、オルタマグネットのスピントロニクス材料としての可能性を示した。 Data-driven, non-Markovian modelling of weather in the presence of non-stationary, non-Gaussian, and heteroskedastic climate dynamics https://arxiv.org/abs/2603.00259 非定常・非ガウス・不均一分散の気候動態に対する非マルコフ天気モデリング手法を開発。コロラド州ボルダーの気温時系列を例に季節ごとに擬似平衡モデルを構築。状態ベースの一般化マスター方程式で非ガウス性やメモリカーネルの位置依存性を解消し、外部駆動された散逸系の低次元記述...

Claude Codeで出会い系Arxivチェックツールを作る

イメージ
 【イントロ】 Arxivは世界中の研究のプレプリント(正式な出版前の論文原稿)が毎日アップロードされているサイトです。 その中でも Cond-mat は、特に凝縮物性系の研究がアップロードされるカテゴリになっています。 筆者は趣味として、Cond-matの論文を毎日チェックしています。 特に仕事で研究開発をしているわけでも、凝縮物性の知識を使うわけでもないのですが、 趣味としてチェックしています。 毎日無料でワンピースや名探偵コナンの続きが読めるなら、ついつい読んじゃいますよね・・・? 名探偵コナン© 一方で、最近は仕事が忙しかったり子育てワッショイで時間の使い方が課題です。 丁寧な手作業ですべての論文をチェックしてメモしてブログ記事に貼り付けて、、、とやりたいのですが、なんだかんだ1時間くらいかかってしまい、「本当にこんな時間の使い方していてよいのか・・・?」と現実と向き合う必要がでてきました。 そこで天啓が降りてきました。 「 Tinder形式 でCond-mat論文をチェックして論文をまとめるツールをつくればいいのでは?」 でも、そんなツール作るの大変だなぁというめんどくささが勝っていましたが、そこに登場したのが世界を席巻するAIコーディングです。 特に最近機能が充実してきた Claude Code や Codex では、自然言語による指示だけでソフトウェアが作れるとのこと。 であれば、AIコーディングでTinder形式の論文チェックツール作ってやろうじゃないか! ということで取り組むこととしました。 【方法】 AIコーディングツールとしては、Claude Codeを採用しました。 理由は、Claude Codeの入門書として、 実践Claude Code入門―現場で活用するためのAIコーディングの思考法 が発売されており、取り組みやすいと考えたためです。 早速丸善書店で本書を購入しました。 本書では、Githubリポジトリの作り方、VSCodeの設定方法、Dockerファイルの作り方から記載されており、コレを読むだけでClaude Codeによる開発が始められるありがたい一冊です。 さらに、参考Githubページも付随しており、Claude Codeの挙動を指定するClaude.mdのサンプルコードを自分の開発にも参考することができます。 ス...

2026年2月の気になった論文(暫定版)

イメージ
労働が人生を破壊する! 赤ちゃんはかわいい! ※Amazonアフィにアクセスしてお買い物して やってください🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀🙇‍♀ Kindle本 セール&キャンペーン https://amzn.to/4qYCvYn -2026/2/27--- Atomic-Scale Quantum Control of Single Spin Defects in a Two-Dimensional Semiconductor https://arxiv.org/abs/2602.22301 二次元半導体MoS₂中の単一スピン欠陥を走査トンネル顕微鏡と電子スピン共鳴の組み合わせで個別制御することに成功した。硫黄空孔や炭素置換欠陥を原子操作で生成・配置し、スピンダイナミクスのコヒーレント制御やスピン対間の相互作用工学を単一欠陥レベルで実証した。二次元材料を量子情報技術基盤として確立する道を開く成果。 Tuning the magnetic properties of Kitaev materials via the antiferromagnetic proximity effect: Novel phases and application to an α-RuCl₃/MnPS₃ bilayer https://arxiv.org/abs/2602.22310 ファンデルワールス反強磁性体MnPS₃とKitaev磁性体α-RuCl₃の界面で生じる交換場がモノレイヤーKitaev系を新奇相へ誘導できることを理論的に示した。摂動論・厳密対角化・古典エネルギー最小化を組み合わせた解析により、反カイラルKitaevスピン液体、非磁性ネマティック相、スキルミオン結晶など多様な相の出現を予測した。 The Anyon Zeno Effect https://arxiv.org/abs/2602.22322 分数量子ホール干渉実験でエニオンのブレイディング位相を検出すると量子ゼノ効果が生じることを理論的に示した。測定電流が供給するエニオン流が局在エニオンを常時観測し捕捉するため、干渉計の伝導度自己相関時間がバイアス電流とともに増大する。この効果を用いてエニオンのダイナミクスを実験的に制御できると提案した。 Controlled symmetry breakin...