MacBook Air (M1チップ搭載)でPython、Vscode、Julia、Rを動かす



MacBook Air (M1チップ搭載)を購入しました。

Mac miniくんは下取りにだして、結構いい額で買い取って頂けました。
差額はMacの世界に連れてきてくれた勉強料と思っています。
miniを買った直後にいきなり高性能マシンを出してくるAppleが悪い。

ここではPython、VScode、Julia、そしてRを動かすまでを記録として残します。

使用した環境は下記の通りです。
macOS Big Sur (Ver. 11.0.1)
Macbook Air (M1, 2020)
memory 8GB

・Python
AnacondaのMac版をインストールしました。
Graphical Installerの方です。
特定ドライブを選択肢、何も変更せずインストールしました。
インストール後、ターミナルで以下を入力してインストールしたPythonが起動するようになりました。

/opt/anaconda3/bin/conda init zsh



・VScode
次にVScodeです。
こちらも公式サイトからmacOS版をダウンロードして、そのままインストールしました。
Python拡張機能をインストールして、Pythonが簡単に実行できるようになりました。
さらに、操作を簡単にするためにCode Runner拡張機能も追加しました。

・Julia
最後にJuliaです。
公式サイトからJuliaインストーラをダウンロードします。
インストーラを開いて、.appファイルをApplicationsフォルダにマウントすれば、完了です。さらにパスを通すために、下記をターミナルで実施します。
(下記はJuliaのバージョンがVer.1.5.xの場合です)

echo "export PATH=${PATH}:/Applications/Julia-1.5.app/Contents/Resources/julia/bin" >> .zshrc

一度ターミナルを再起動すればJuliaが実行できるようになりました。
次にVScodeで動かすために、Julia拡張機能をインストールしました。
パッケージモードからパッケージをインストールして、VScodeを再起動すると、
普通にJuliaが使えるようになりました。
また、.ipynbファイルを作成してカーネルをPython→Juliaと切り替えれば、
ノートブック形式でのJuliaも実行可能になりました。

・R
おまけにRも導入してみました。
公式サイトからmac OS用Rのインストーラをダウンロードしてなすがままにインストールします。
ママーーーーーーーーーー!
次にRStudioも導入します。
こちらも公式サイトからmac OS用インストーラをダウンロードしてインストール。juliaの時と同じように.appファイルをapplicationsフォルダにマウントすればインストール完了です。
その後、RStudioを起動すれば無事Rが動作することを確認しました。
自分の環境ではRStudioを起動した直後「Rが見つかりません」というような警告が出ましたが、Retry的な選択肢をクリックすると無事起動しました。

エンジョイ‼ MBA(M1) ライフ!

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