お金のあるラボが一番!~東大物工教授の科研費取得状況を調べてみた~
2026/5/5 18時34分 Appendix追記 【イントロ】 お金がほしい! どうしてSKハイニックスや、サンディスクや、キオクシアの株を去年買ってなかったんだ!!!ちくしょう!!! そしてなんでここに来てインテルが復活してんだ、どういうことだよ!!! はい、ということで研究で一番大切なこと、それは研究資金です。 研究資金がなければ、実験装置を揃えることも、計算資源を揃えることも、 オープンアクセスジャーナルにクソ高い掲載料をアホの一つ覚えに払ってやることも、海外で研究発表することも、キムワイプを購入することも困難です。 研究するならお金のあるラボでやりたい! それは自然な気持ちの発露です。 では、実際お金を持っているラボはどこなんだろう? というのが今回の調査の動機です。 【方法】 日本で一番の大学、東京大学を調査対象としました。 特に筆者が一番興味にある物理で、そしてお金が匂いがする学部学科、工学部物理工学科を対象に調査を行いました。 2026年3月時点の 物理工学科の教員紹介ページ に掲載されている教授の職位にある方を対象に、 科研費の過去の取得状況 を調査しました。 厳密には教授ではありませんが、調査対象として、卓越教授の十倉好紀先生と、長年教授職を務められた永長直人先生を含めています。 調査期間は、データを取得できた1986年から2030年までにわたる研究機関の科研費情報です。 分析は、取得した科研費情報をもとに、Claude Codeを利用して行いました。 【結果】 まず、今回の分析対象は以下の皆様です。 天下の東大、有名教授のお名前が並んでいます。 表1,調査対象の教員一覧(敬称略) まず、研究グループごとに、一番お金の匂いがするのはどこか調べて見ました。 代表者・分担者を含む全課題の集計と、ORGANIZER種別を除く代表者課題で分けて集計しています。研究領域の代表としての研究費を含むと、個別に受け取っている以上の研究費が集計されてしまうと考えたためです。一方で関連するお金の規模感ということで、全課題の集計も行っています。 取得した全課題を含むか、代表者課題だけを含むかで当然金額感は変わってきますが、 先端物質創成に所属されている先生方の科研費総額が大きくなっていることがわかります。 計算方法的に古参の先生がいるほど有利な集計のため...