凝縮系固体物性の教科書って何読めばいいの~~???
【イントロ】 凝縮系固体物性っておもしろいですよね。産業の礎たる磁性や半導体から、電子相互作用の賜物たる超伝導、量子ホール効果、今をときめくトポロジカル物性、磁性の華たるスキルミオンに至るまで魅力的な現象が目白押しです。 しかしあまりにも幅広いテーマのせいで、どういったところから勉強すればいいかわからない~~となる分野でもあります。 そこで本記事では、インターネット上から固体物性のオススメ教科書を紹介するHP、質問掲示板を調査し、そこで名前の上がっている教科書を集計することで、どの教科書が一番とっつきやすいのか明らかにすることを目指しました。 「この教科書が一番名前が上がってるんだから、一番いい教科書に決まってるだろ」理論です。完璧なロジックですね。ロジックのリズムが聴こえてきそうです。 【調査方法】 今回の記事では下記HPに記載されている教科書を集計対象にしました。 カウント方法について、質問掲示板に掲載されている教科書は、回答者が異なる場合は別のものとしてカウントしています。 英語の教科書と、翻訳があるものは統一して一つとしてカウントしています。 対象の分野は、教科書一般、磁性、超伝導、場の理論、光物性、半導体、トポロジカル、メゾスコピック、量子ホール効果等となっています。 一部の教科書(特定の物質の本、一般向け、デバイス寄りすぎる本)は集計から除いています。また、教科書名を検索しても見つけられなかった本も除いています。 https://yobinori.jp/review/condensed-matter-book.html https://batapara.com/archives/reference-for-student-solid-states-physics.html/ https://cmphys.hatenadiary.org/entry/20150604/1433409420 https://note.com/spinorbit/n/ndb8284db5ed1 https://yoshinobu.issp.u-tokyo.ac.jp/rcmdbook.html https://w.atwiki.jp/physicswiki/pages/23.html http://www.sonata-fantasy.com/books/text.html