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トンビは鷹を生むし、東大教授は東大教授を生む

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  【イントロ】 師匠って大切ですよね。 るろうに剣心 の比古清十郎だったり、 キノの旅 の師匠だったり、 ドラゴンボール の亀仙人だったり、 機動武闘伝Gガンダム の東方不敗だったり。 教え導いていくれる人、目標とする人という存在は、自分の歩む人生の道標になりえます。 先行きのみえない人生、その道標となる師匠の存在は今後重要になってくるのではないでしょうか。 「ああいう風になりたい!」というベンチマークをうまく使って、よりよい人生のおくり方を見つけていきたいですね。 はぁ、計画的に人生をおくりたい。 そこで今回の記事では、研究者にとっての師匠ともいえる指導教官の研究家系図を作成してみました。あの有名な先生は、どんな師匠の元で育ち、現在活躍されているのか? 気になったことは調べたくなりますよね。 【方法】 今回、対象はいつもの例に従って 東大工学部物理工学科の教員 の方々としました。 調査方法は、CiNiiの博士論文検索と各大学の学位データベース、Wikipedia、各種記事、論文等から指導教官の名前を調査、推測しました。調査は2020/6月に実施したものになっています。大体の先生は3世代ほど遡ると昭和初期以前に博士号を取得された方が指導教官となり特定することを断念しました。別の方法が必要ですね。無念。 ※指導教官が不明な一部の先生は、博論審査の主査の方を指導教官として扱っています(2022/1/24追記) 【結果】 表1に物工教員の指導教官を4世代さかのぼった結果を示しています。 4世代遡ると、久保亮五や寺沢寛一といった往年の有名学者や、ラーモアやヴァン・ヴレックなど歴史的に有名な物理学者の名前をみられ、東大教員の研究家系は豪華なものであることが見て取れます。 表、東大教員の家系図(指導教官の博論主査を記載している場合もあります) 次に、各教員の出身大学を調べたのが表2です。並びは表1と同じになっています。大学別に色分けしてみましたが、東大が多いですね。幸せの黄色い東大です。一部海外大学、京大、阪大、東工大といった他の大学もありますが、ぱっとみ8割位東大出身にみえます。東京教育大学はいまの筑波大でしょうか? トンビが鷹を生むならぬ、東大教員が東大教員を生むといった印象です。 実際どれくらいの割合なのか、まとめたのが表3です。 やはり8割位の

2020年10月の気になった論文(完全版)

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もう10月、今年もあと100日切ってるまじ? 人生をやっていく。 2020/10/2 Ver.1 No. 1~22 2020/10/5 Ver.2 No. 23~31 2020/10/9 Ver.3 No. 32~63 2020/10/12 Ver.4 No. 64~78 2020/10/16 Ver.5 No. 79~86 2020/10/22 Ver.6 No. 87~117 2020/10/30 Ver.7 No. 118~143 ・強相関電子系未解決問題集、楽しそうね ・100年来の難問、磁気空間群のトポロジカル分類(゚∀゚)キタコレ!! ・Bi2Te3/NbSe2の超伝導状態の部分的Fermi面のQPI、かっこいい ・その場捻りトロニクス、テクい ・MoSe2関連のウィグナー結晶、TMDはおもしろ物性の宝庫やね ・LiFeAsでのマヨラナゼロモードの発見、いま鉄系がマヨラナで熱い! ・単層WTe2がエキシトニック絶縁体だったり謎の量子振動&ランダウ量子化示して熱い ・ 270GPaだけど室温超伝導@15℃ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! ・冷却原子でSU(6)ハバードモデルの実現、熱いわね ・FeSe/STOの擬ギャップ的振る舞い。別の相由来の擬ギャップなのか超伝導ゆらぎなのか、磁場とかかけたら区別できるかな? 1,VUbiquitous topological states of phonons in solids: Silicon as a model material https://arxiv.org/abs/2010.00224 シリコンがトポロジカルフォノン研究に適しているという説(   ᷇ᵕ ᷆  ) 2,DYNASOR -- A tool for extracting dynamical structure factors and current correlation functions from molecular dynamics simulations https://arxiv.org/abs/2010.00089 分子動力学計算から動的構造因子と電流相関関数を抜き出すダイナソーちゃん 〆(゚▽゚*) メモメモ 3,Topological active matter https://